気圧
気圧とは大気の圧力のことで、標準的な地表の気圧は高さ760ミリの水銀柱の圧力1013ヘクトパスカルに相当します。これを1気圧といいます。ヘクトパスカルは気圧の単位であり、記号はhpaです。1ヘクトパスカルは1平方メートルの面積に1ニュートンの力が作用した時の圧力の100倍です。ヘクトパスカルのヘクトとは、100倍の意味の接頭語です。パスカルはフランスの有名な物理学者のパスカルのことです。このヘクトパスカルで気圧の状態を表示するのが高気圧や低気圧です。気圧は大気の流れによって高低差を生じます。その周囲よりも高いところが高気圧であり、低いところが低気圧となります。よって同じ数字のヘクトパスカルなのに、ある時は高気圧であり、ある時は低気圧というケースもあります。高気圧は一般的にその気圧圏内は風が穏やかで天気が良く、晴天の範囲が広くなってます。高気圧にはシベリア高気圧や亜熱帯高気圧のように余り動かない高気圧と、春や秋に現れる移動性高気圧があります。低気圧には台風のような熱帯低気圧と、中緯度、高緯度に発生する温帯低気圧があります。この温帯低気圧は前線を伴っていることが多く、前線の南側を暖域、北側を寒域といいます。この高気圧と高気圧の間の、気圧の低い部分が細長く伸びたところを気圧の谷といいます。これは天気図の等高線を、地図の等高線と同じ見方をしたら谷にあたるからです。同様に気圧の尾根もあります。このような天気図で、偏西風が南北に波を打って流れている場合に南にへこんだ部分が気圧の谷、北に突き出した部分が気圧の尾根となります。この谷をトラフ、尾根をリッジと呼び、上空のトラフの東側の地上には低気圧があって天気が悪く、西側は天気が良くなっています。
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