震度
震度はある地点における地震の揺れの激しさを階級に分けて示す数値で、地震の大きさを示すマグニチュードとは異なります。気象庁の発表する震度は従来、体感や周辺の被害状況から、7階級の震度階級表に基づいて判定されていましたが、1996年10月以降、全て震度計によって測定された計測震度を四捨五入して整数値に直したものが使用されることになりました。気象庁では1991年に震度計の導入を開始し、94年までに機器計測により震度が決定できるようになっていましたが、従来の震度階級表のままでは震度5と6の幅が広すぎ、震度7は現地調査を行なわないと判定できません。しかも現代生活には適合しない表現が含まれているなどの問題点が多く、改善が望まれていました。気象庁が震度階級表を見直しを計画中に阪神大震災が発生し、神戸気象台では震度6を観測しましたが、一部で震度7に達していた地域があったと判定されるなど、急速な対応が必要とされました。そこで気象庁は1995年に地震問題検討委員会を設置して
震度を地震動の強さの程度を数値化したものと定義し、震度計で測定された震度を用いる
震度階級の震度は、計測震度計の値を四捨五入した整数値とする
対応する現象の幅が広い5と6をそれぞれ、5強、5弱、6強、6弱に二分する
従来の震度階級説明文をある震度が観測された場合、その周辺で実際にどのような現象や被害が発生するのかを示すものとし、気象庁震度階級関連解説表とする
などの改善を決定しました。これにより震度は、計測震度0.5未満を0.6、5以上を7とする10階級で表されることとなりました。
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