地震の大きさ強さ

地震そのものの大きさを表す単位はマグニチュードで、通常はMで表されます。関東大震災はM7.9、昭和53年の宮城県沖地震はM7.4、昭和57年の北海道浦河沖地震はM7.1でした。地震が起きた時は、このMの値や地震の起きた震源といっしょに震度も発表されます。この震度とは、地震の起きたときに、ある場所で感じられた揺れの強さです。したがって、震度は東京3、名古屋1という具合に必ず地名付きで発表されます。つまりマグニチュードと震度とはまったく別のものだということになります。Mの大きさは地震計の揺れに基づいて決められます。たとえばM1の地震とは、地震の起きた場所の真上の地表から100キロ離れた地点にある標準地震計の針を10ミクロン揺らせる地震のことです。M2ならば100ミクロン、M3だとすると1000ミクロンでつまり地震計の針は1ミリ揺れることになります。関東大震災をM8とするとゼロが8つになり100000000ミクロン、つまり100000ミリ=1万cm=100mにもなります。関東大震災のときは、震源地とされる相模湾の北西部から約100km離れた埼玉県浦和市、山梨県甲府市にある地震計の針は100km揺れたことになります。しかし実際にはこのような大きな地震計などはなく、地震の起きた真上の地表からちょうど100km離れたところにあるとは限らないから、普通は真上の地表からの距離と針の揺れの関係から、マグニチュードの値を計算するのです。

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